高校のテストは大変だ
2025.07.12
公立中学は定期テスト廃止の方向に向かっている。
高校はテスト廃止なんて感じは微塵もない。
中学は英数国理社+特別教科はどれか1科目
高校は、英(リード)、英(文法表現)、現代文、古文、物理基礎、化学基礎、生物基礎、数Ⅰ、数A、世界史A、情報Ⅰと、教科数も全然ちがう。
どちらの負担が大きいかは明らか。
そして公立中学は定期テスト廃止の方向に向かっている事実。
近隣の中学は、定期テストは年2回だけとなった。
地方では、すぐ定期テスト廃止に踏み切った中学もある。
しかし高校はテストがたくさんある。
教科数が多いから3日では終わらない。
中学校の時のように簡単ではないので、すぐ上昇というわけにもいかない。
評定3・3くらいの生徒が「がんばれば評定4.0くらいとれるでしょ?」
とれないですね。
前回3.3ということは、何かが抜けているから。
抜けていることを埋めもどす間に、授業はどんどん進んでゆくので
もう取り返しがつかない。
そう考えると、いまの大学(とくに文系)は
総合型のような普通の一般入試でない受験が主流ですから
成績や英語の資格で受験可否が決まる(ことが多い)。
言い換えると資格がないと受験すら出来ないということ。
学校指定校は、大抵は成績確保がもっと大変なので、
高1の成績が3.3に着地したら、
もう総合型のような推薦入試はないと思った方がよい。
立て直すチャンスは、高1の夏休みしかないんです。
高1になったばかりで、受験から解放された!バカンスだー!
という気持ちはわかるのですが
もし成績評定が3.3以下ならば、背水の陣になっているとお考え下さい。
それ(3.3)でも慶応SFCへいった生徒はいましたけど、
薄氷を踏むような勝負になるので、あまりおすすめできません。