頭の良い悪い、出来る出来ないの差は
2025.03.16
長年、個別指導をしております。
集団指導にくらべると、1人1人細かく見ることが出来ます。
性格とか、普段どんな感じとか、見ていると感じとることも出来ます。
授業も「いきなりやらせてもいけるな」「私が難しい問題をやってから基本問題をやってもらうのがいいな」とか、指導方法は本人が上達しやすい指導を先生が探り選択します。
だからといって、全ての生徒の結果を上昇させることが出来たとはまだ言えない。
個別指導といえども、まだまだ奥が深いのが現実だ。
大雑把にですがダメな2大パターンがあります。
①スマホ依存症
これかなり重症です。大人でもインスタとかXとか見始めると時間を溶かされるシロモノ。
子供が我慢してくれるかといえば?
まずはじめにルールを明確にすること。
テストで60点以下は取り上げ。親の見ている前でしかアプリのダウンロード禁止。WiFiのみにして夜間は電波カットとか。
残念ながら、現状は
スマホ管理出来ない保護者は、子供の勉強について語る資格はないとも言える。
本来、文科省を頂点とする学校教育で
第一義とすべきことなのだが、この国はタブレットと同様、子供にも利用することを推奨している。
塾で使わせないことは出来ますけど、
ご自宅で規制をかけないと、誘惑に負け、時間を溶かされまくりますから、
親がスポンサー権限で規制をしないと、無尽蔵に時間を溶かしまくって、大して成績は上がりません。
中高一貫だとテスト問題もハードですから、教室の授業であっても、現状維持くらいになってしまう。
でイライラして、禁句の「勉強しなさい!」と言ってしまい、溝が深まっていく。
リアルにスマホは怖いです。
②吸収していくスピード
算数だと公文でやるような単純計算は出来るけど、文章題になるとダメ
こんなケースになりがち。
これは吸収していくスピードがちがうから。
よくある問題で
1日目に本を2割読み、残りの7割を読んだら、まだ読んでいないページは24ページになりました。この本は何ページですか?
は、この差がはっきり出る。
「2割って何?」だとかなりきびしいが、はじめの残り8割までは大抵何とかなる。
2段階になると脱落者は多くなってくる。
割合をどう捉えているかもそうたが、はじめの残り8割でいっぱいいっぱいになってしまうのだ。
「情報をとらえる力が弱い。」
「書いてあることがわからない。」
義務教育内容がわからない場合「勉強しなさい」ではなくて、戻ってやり直すしかない。
数学だと分数の計算に端を発することが多いような感じがします。
英語もやり直しが有効です。高校生になってしまった場合、やり直しは苦行ですが、2年あれば大学受検で勝負出来るようにはなります。
普段から考えさせる。問いかけに応えさせる。
幼少期から、この訓練をしているか、していないかは大きいです。
地頭が良い悪い、出来る出来ないの差は、ここから発生していると思う。
小3の時点でも、語彙にかなりの差があるのが現実。
「あっちいって」のような短い単語の会話はダメ。
「今、包丁使ってて危ないでしょ。あっちで座って待ってて」のような対話だと、単語数も多く、語彙も増えていきます。
なかなか上昇気流にのせられない、2大巨頭。
目標と現状によっては、お断りすることもあります。
まずご相談いただいてから、無料体験にお越しくださいませ。