進路はいろいろあるけれど、向き不向きは見極めた方がいい
2025.01.08
「失われた30年」の前
大学進学率も今のように、全入なんてこともなかったので
高卒でも、よい出口はたくさんあり
大学へいかなくても、自立することが出来た。
今は大学は全入時代と言われるまでになり
4大卒に価値はなくなってきた。
文系だと、難関大学でも勉強しなくても合格出来てしまうような学部も多くあり
そうすると難関大学であっても、卒業生は出口で苦労する。
コミュ力が低いと、就職先がないケースもあったりします。
文系型の生徒は、進路でいろいろ考えることが多い。
成功(楽しく生きていける)への筋道を、よく考えないといけないのだ。
今の時代、子供の進路を考えるとき
向き不向きの見極めは大事だ。
文系だと、下手に偏差値の高い中学、高校へいってしまうと
ついていけず、
成績が悪くなり、内部推薦にもれ、AO入試や公募もエントリー出来ない
なんて事態が普通に考えられる。
一般入試を覚悟しているならば良いですが
本格的に大学入試に対応しているのは
たとえば公立高校だと進学校のみで
偏差値60より下だと
トップの生徒がGMARCHの文系に何とか合格のような世界になる。
私立中学も「高校のテストがきびしい」と、成績確保が出来ず
「内部推薦が使えなくなる事態」に陥るリスクがあるので
下手に偏差値の高い中学へいくのは、文系型の生徒は危険だ。
どちらも高校からは、高校数学、高校物理、高校化学は内容が難しく、
高校英語も一度転げ落ちると自力での復活は難しい。やり直し必須だ。単語の訓練を重ねながら。
どれも遅れると自学が難しい教科なので、
赤点のリスクが高くなる。
そうなると「内部推薦」「学校指定校推薦」「AO入試や公募の総合型入試」は利用できない。
早めに教室に来てもらえれば何とかなりますけど、
なるべくなら、そうならないような学校へ進学して欲しい。
それを考えると「どうしても受験したいなら止めませんけど、こういう未来が考えられますよ」と、お伝えしておきます。
インフルエンザ欠席も多くなっています。
受験生は罹患しないよう、十分、ご注意ください。