模試の偏差値で
2024.11.22
志望校65
11月はじめの模試で51
もう無理じゃん
間に合わないじゃん
みんな勉強し始めるじゃん
いくら投資したと思ってんだ!
そんな気持ちになっている方
大変多いのではないだろうか?
教室のように人数がさほど多くない塾でも
こうしたご連絡は毎年くる。
でもね
外野がいくら騒いでも何も変わらないんだよね。
本人の心に響かなければ何も起きない。
「先生、面談で何を話したの?」
勉強に集中出来なくなりますね。
かえって不安を増長するだけ。
たしかに
「髪の毛いじって10分以上何もしない」とか
「5分で寝落ち」とか
コノヤローと思うこともあると思いますよ。
中学受験とか高校のテスト勉強とか
負荷が大きいと仕方なくないですか?
自分も身に覚えないですか?
受験直前期は不安を取り除くのが我々の役目と
私は考えている。
入試3週間前に面談を毎日のように要求してきた方もいましたけど、
まず結果が出た試しがない。
もちろん「真面目にやってないから面談してくるからな。宿題倍だからな!」で力を発揮する子もいるかもしれませんが
教室では見たことない。
今だって「宿題の量」と「次回の授業で内容を吸収できるのはこれくらいかな」というのを計算して出しているので
急に倍増しても、何も益はないなあ
とわかっていながら「やれ」というのですから
やらざるを得ない
無駄が多くなるので、結果はいまひとつ。
経験上、良い結果はもたらさない。
直前期にどちらの親にいて欲しい?
結果が出ないことをどんど責めて「塾の先生に相談して宿題増やすからな!」「髪の毛いじってる暇あるなら、1問でも多く解け!」
結果が出なくても信じてくれて、少しの上昇を「上がったじゃん。あと3問で偏差60じゃない。頑張れ」「下がるときもあるよね。ずっと下がっているわけじゃないし。次、正答率高いのとろう!」
中学受験が親のたたかいというのは
そういうことなんです。
是非、この試練を乗り越えて
信頼関係をより強固にして、尊敬される親を目指してください。
この苦労は何より報われると思いますので
全力を尽くして頑張って!