教室の校是は
2024.10.23
私が学生の頃
高校受験も倍率が高かった。
1.27倍だと低倍率だと思った覚えがある。
今、神奈川県でも県下では倍率が1倍をきる高校も多い。
とりあえず高卒の資格は誰でもとれるといってよい。
中堅レベルの秦野高校でも1.06倍。
ほとんど落ちないのだ。
塾、必要ないですね。
神奈川県はまだいい方で
私立無償化をした自治体(大阪とか東京)は
1倍をきる高校はさらに多い。
神奈川県は志望校チェンジが出来る(学校は嫌がるけど)ので、1倍をきる高校は少ないのだ。
高校受験までの勉強は、暗記主体だ。
ほぼ暗記で勝負が決まる。
「自由に意見を述べなさい」のような出題は、特色でやっとあるかどうか。
横浜翠嵐の特色の割合が大きいのは、大学受験で成功出来る子に来てもらいたいから。
「あなたが足利義政だったら、どのような改革をしますか?400字以内で述べなさい」のような、国立大学の入試問題のような出題は、高校受験のとくに共通問題では、まずない。
決まった答えに辿りつかねばならない。
公教育や共通テスト、公的試験(公務員試験、論文あるけど)は、この傾向が強い。
私学(中学受験)の方が、自由記述が増えている傾向だ。
小中高と多感な時期を学生として過ごすのですが、環境による刷り込みは、かなり影響がある。
教室で8年間過ごしたような生徒は、自由に自分の好きな道を進んでゆく。
学歴もそこまで高望みはせず「したいことをする」
日東駒専以下の大学からでも、京セラとか日産とかNECとかいきましたからね。
小中を神奈川県下最大の大手塾で過ごし、
高校でピンチになって教室に駆け込んでくるパターンは多いが
この場合は「自由に書いて!」という行動を求めるのはもう無理(小中5年間、刷り込みの影響は大きい)なので、パターン暗記で結果を出すしかない。
そうした生徒を量産して「大学受験も一緒に頑張ろう!」と平気で言えるのは、ある意味すごい。
高校受験と大学受験はちがうものなのだ。
20年以上、本気で対峙してきたから、いろいろ見えてくるものがある。
内部生の皆様には、惜しみなくお話させていただきますので、是非、面談期間をご利用ください。
この私立学校へいくくらいなら、公立でいいのか?
それは生徒の個性、本人の納得度次第。
学歴という未来は変わってしまう可能性が高い。
何が成功かって、わかりにくい世界ですけど
本人が自力で集中して頑張って結果を出して、納得した進学先、また就職先、起業だったら、良いのではないでしょうか。
そうするためには、自力で頑張る力を育てないといけない。
なので教室では「自立を支援すること」を校是にしております。