大きな進歩
2025.04.01
中1の計算でやりがちな
−3+4=−7
なかなか直せない子もいる。
4−3といっしょだよ!
と教えてあげれば、
その場では直るが、また時間が経つともとに戻る。
こんな簡単なの1回で直せるでしょ!
と思っていても、
その子にとって簡単かは、やってみないとわからない。
なかなか直らないとき、私はしつこい。
意地でも自力で修正出来るまで、練習を継続。
教わって出来ると、自力で出来るは
えらくちがう。
この先の人生を生きる上でも
「自力でやりきった自信」があるとないでは
えらいちがいだ。
だから修正してくれるまで、
何度も繰り返し練習してもらう。
昨日は1人、数学大嫌いだった生徒が
自力で修正出来ていた。
こういう日は本当に講師冥利につきる。
テスト結果には関係ないくらい簡単なことだけど
その子の人生にとっては、
自立への小さな幸せの扉を開けた
ということだ。
こんな嬉しいことないですね。
過去問5年分配って、問題暗記させて結果を出せば
高校受験レベルは成功してしまうけど
それは他人の力がないと結果を出せない
ということだから、もったいないなと思うんです。
好きなことを大学で楽しく学んだ子は
なんとなく進学してしまった子よりも
たとえ大学名は???でも
かなりの高確率で楽しそうに生きている。
大学受験に照準を合わせた方がいいと
最近、とくに思いますね。
もちろん「自力で道は切り開いて!」です。
その成功体験を、教室で体感して欲しいです。