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塾長ブログ

今の英語は中1が勝負ですね。

2024.09.29

 

高校英語苦手は極めて多い。

 

今は

 

中1の教科書内容が盛りだくさん過ぎて

 

あそこに穴があると終わりだ。

 

あれをゼロから習得するとなると

 

相当の時間を英語にかけなければならない。

 

 

 

中学受験をした生徒でも、英語苦手はかなり多いはずだ。

 

英語はゼロからの生徒が多いから。

 

小学校英語はあれならやらない方が良いような?

 

 

 

第一志望に合格してしまうと

 

「自分のプライド」が邪魔をし

 

中1内容から「やり直しはしたがらなかったりする。」

 

 

 

数学が出来ると、英語の分を数学で取り返せばいいじゃないか!

 

のようなことを言いだす。

 

「私がこれ」でしたから、気持ちはよくわかる。

 

 

しかし、今の英語偏重の大学受験制度では

 

このパターンは非常に不利だ。

 

そもそも英語の難問は正答率1〜3%はあるが

 

数学の難問は0.1〜0.3%なので、

 

英語のとれない分を数学(物理、化学)で取り返すのは10倍大変だということ。

 

 

 

大学入試の英語

 

大学によってまちまちですけど

 

難関であれば、英検だと準1級くらいを覚悟しなければならない。

 

準2級が怪しい子が、準1級をとるとなると

 

2年くらいかかってしまうのが現実だ。

 

 

 

教室は中学受験が終わると、一旦やめてしまう子が多いのですが

 

「中1からいてくれればなあー」

 

という子が高校になって戻ってくる。

 

 

 

「英語は何かしてましたか?」と聞くと

 

英検専門(実践英会話)のような所に通っていたという。

 

英会話ならお決まりの単語並べとけばいいし

 

英検も準2級までなら勢いでとれてしまう。

 

それで高校レベル(英検2級レベル)で、天に召されたのかー

 

ということがよくわかる。

 

 

 

国語もそうですけど、究極は単語。

 

こういうと文脈で判断すればいいと言いだす方も出てきますけど

 

英語も国語も究極は単語だ。

 

英検2級や準1級となってくると国語力も必要になってくるので、

 

英検準2級までや英会話教室のような英語では

 

こちらで「やり直しの練習をしていただく」可能性が極めて高い。

 

 

 

これ嫌いになってから修正することになるので

 

労力がえらいかかる。

 

何とももったいない。

 

これが「中1からいてくれたらなあー」の真意。

 

 

 

 

いまインバウンドの外国人観光客たくさんいますけど、

 

スマホアプリの翻訳機を使う人が多い。

 

私、富士山山頂でスマホ向けられましたからね。

 

何語で(少なくとも英語か独語ではない)何言ってるかわからなかったのですが、

 

翻訳機で「富士山何回登ったのですか?」と問われ

 

と聞かれたので「21回」と答えて、

 

「おーたくさんねー」と言われる。

 

 

 

これ、フランス、スウェーデン、オランダの3人でした。

 

もう言語バラバラ。

 

「何で友達なの?」と聞くと

 

「この翻訳機で仲間になったの!」

 

あーもう「こっちが世界のスタンダード」なんだと納得。

 

 

そうすると英会話のような英語って必要ないよねー

 

とか思ってしまいました。

 

 

 

日本の大学入試英語はきびしいんです。

 

しかも大学入試は英語偏重ですよね。

 

そうすると、こちらに照準を合わせた英語を練習していかないと、意味がないんですよ。

 

アメリカのホテルは、ベルボーイが翻訳機を使いこなし、多言語をコントロールしている世界になっているけど

 

日本の大学入試は英語偏重です。

 

 

 

中学までの文法と単語を完璧にしておかないと

 

高校でこけますね。

 

なので、できればピンチになる前に早めにおいでください。

 

ピンチになってからであれば、最初はやり直しの苦行からスタートです。

 

余計なプライドは捨てて。