上昇への筋道。あとになるほど選択肢は少ない。
2025.04.23
教室では「自力で出来るようにする」をこころがけて指導する。
教えてあげれば「瞬間的に出来る」、そしてそれを積み上げて慣らすという、思考回路をあまり使わないで出来るようにさせる作戦もある。
過去問5年分配って慣らす。
大手集団はだいたいこうした指導だが、
学校の先生へのイメージと生活態度とテスト結果で成績が決まってゆく、公立中学の成績(高校受験で影響大)は、反射的な繰り返し指導でも結果は出せる。
これだと既知のことには強いけど、未知のことにはダメ(対応苦手)な人になる。
私が理学部出身だからかもしれないが、
未知のものにチャレンジしなければ、結果が出せない世界にいたので
この指導をしてしまうと、理系の人材って育たないと思うのだ。
あまりチャレンジしない人になりますよね。
上からの言う事を素直に聞く人が
エジソン(粘土2つ持ってきて、1+1は1です)
とか
アインシュタイン(特殊相対性理論、時間の進みは遅くなる)
とか
スティーブジョブス(iPhone、スマホの開発)
のような、
とんでも人材になれるとは思えない。
進学する大学も予想通り、神奈川県は文系の割合が高い。
そうなると、出口の総合職は、高確率で「営業、販売、事務」
数学とか理科出来ると、専門的な説明が出来るので
待遇が変わってくる。
就活の入口の数もちがいますよね。
人生の選択肢を拡げたいというのであれば、
数学を頑張った方がいいですよ。
今のGMARCHの◯◯経営学部とか、ガチで数学と統計やりますので
昔のようにゼミで発言してれば大丈夫というわけにはいきませんから。
高校数学は「自力で何とかする」力がないと
大学入試問題となると、さすがに厳しい。
「自力で出来るようにする」→「自信をつける」
内容が難しくなるにつれ、困難になっていきますので
このトレーニングをはじめるならば、反抗期前の小学生からがいいです。