高校受験の数学は暗記かなあ
2024.06.22仕事柄20年以上
中学受験算数、高校受験数学、大学受験数学
を教えていますが
どの受験にも最難関校なるものがある。
合格へのポイントは三者三様。
中でも高校受験数学は特殊。
考えて解くというより出題パターンの暗記。
難関高校くらいならば、典型問題をミスしない
これに尽きるが
最難関校はそこは全員ミスなくとってくる人達なので
正答率の低い問題をいくつか正解すると有利になる。
数学の難問は英語や国語の難問に比べると、
正答率が極端に低くなるので、
どちらかというと文系教科で満点狙いが出来る生徒が有利ですが
数学で正答率の低い問題をちょっとでも正解出来ると、
合格確率はかなり上がる。
神奈川大手の塾は、難問迷ったら「確率」を狙え
となるのですが、
厄介な図形も割り切ってしまえば狙い目だ。
高校受験までに記憶すべき定理って多くはない。
その中からの出題ですから
出題パターンを覚えてしまう方が、合格に近くなるのだ。
考えて解決させたいという出題の意図があっても
少ない定理のどれかを使うだけなので
考えて解くより「量を解かせて覚える」という作戦の方が
結果につながる。
それで成功をおさめた生徒が、
高校の数学で、公式暗記や出題パターンを覚える勉強を切り替えることが出来ず
数学をあきらめる→理系や国公立をあきらめる
というパターンにはまるのは、もう仕方がないのかな?
「中学までの勉強方法をどのようにするか」
なんですけどね。