高校の選択
2022.01.27まもなく公立高校志願の時期
高校を楽しむか?
大学進学実績で選ぶか?
とりあえず偏差値と内申点ギリギリでいけるところを選ぶか?
TOP校の場合、数学が出来ないと授業についていくこと自体がきびしくなります。
TOP校といっても、ゆるいところもあれば、ガンガン進むところもあります。通常、中堅校よりは進度ははやいです。
数学が出来ないと、大学は「文系」になると思うのですが、
「文系」は受験者数が多いですから、一般入試の倍率がかなり高騰します。
一般入試の門戸が狭いので、なかなか合格がもらえないこともあります。
一般入試がきびしいとなれば「AO入試」のような「総合型入試(推薦入試)」を狙うことになります。
難関大学の総合型入試は「成績評定」「英検のような資格」が必要なことがあり、
TOP校へいくと、周りの生徒が全員出来ますから、成績は思うようにはいきません。
数学、物理、化学が苦手で「成績2」をとってしまうと、途端に選択肢が狭まります。
極端なことをいえば「成績3」くらいの高校へいって、評定を確保すれば、選択肢が狭まることはありません。
日大、駒大あたりの総合型入試であれば、この道も十分ありです。
理系も総合型入試はありますが、試験を課されることが多いです。
こちらは高校の勉強が出来ないときびしいです。
理系を目指す生徒は、TOP校を目指す価値はあります。
理系であれば入試で数学も使うケースが多いですから、きびしい練習をするにこしたことはありません。
高1開始時点で「進学校の中学受験の生徒に1年遅れ」なので、
横浜翠嵐や柏陽や横浜サイエンスのような、あのくらいのスピードでやっていかないと
大学入試の問題には太刀打ち出来ないと思います。
特色検査を課すような高校は、だいたい大学入試を考える生徒が100%といって良いです。
これらの学校では
女子の比率が高いと成績は取りにくくなってきます。
男子の比率が高いと、理系科目のテストが難しい傾向があります。
高校入試は失敗しても大学受験でリベンジ出来ますから、
きびしい試練を経験するためにも、達成感を得るためにもチャレンジが良いかと私は思います。
しかし、いろいろと事情があり、どうしても公立でなければならないこともあります。
最後は後悔しないよう、自分で決断してください。
誰かに決めてもらうのは、そろそろ卒業しましょう。