長年、大学受験を見ているのですが
2024.02.14
教室の個別指導は、中学受験と大学受験がメインになっている。
高校受験で利用する生徒も少なからずいて
「この通りにやりなさい」
「この通りに書かなければ✕にするよ」
「筆算は必ず定規を使うこと」
など、
そうしたことに疑問をもつような生徒が多いかも。
おかしいことに何も考えないで従うより、いいと思うんですけどね。
長年、大学受験を見ているのですが
理系は中学受験の練習をした生徒が、圧倒的に有利で
文系は高校受験をした生徒のほうが、圧倒的に多い印象。
高校受験コースを歩むと、高校数学が✕になるケースがとても多い。
そうなると国立大学は難しくなり
私立の理工学部も不可となる。
高校数学や物理基礎を教えていると
中学時代、成績ほぼオール5の生徒でも、怪しい子はたくさんいる。
与えられたものを、ずっとやってきた生徒達。
自分で考えて「これ、どうしようか?」というケースが多くなるので
あまり考えずに結果の出せる文系教科の方に流れていく。
共通テストの結果なんて、大して見られないですから(補助金の関係で建前は見てますけど)
そちらに照準を合わせるのではなく、
自力で解決してゆく力を磨けば、
チャンスは大いにあるのに、なんとももったいない。
今日は公立高校受験本番
合格発表まで、2週間くらい待たされる。
休むでしょうけど、本来休んでいる場合ではない。
高校内容のレベルは本当に異次元だ。
そのかわり文系、理系と分かれるので、
自分の適性にあった教科を頑張れば良いという建前だが
指定校推薦や内部推薦狙いで大学受験となると、
全教科頑張らないとダメです。
学校毎に進度がバラバラの高校内容
個別指導しかない。
1度沈むと指定校推薦の芽は潰えるので、
指定校推薦狙うのであれば、遅くとも3月はじめからスタートが望ましいです。
神奈川県の高校受験コースを進むと、
時が過ぎるにつれ、やりたいことをあきらめてしまう子が多いので、
大学入試制度に弾かれることのないよう、救ってあげたいです。