自分で自力でできないと無理
2024.08.01
中学校の成績内申点確保はストレス大
神奈川県の場合、高校受験なのに
小5から成績内申点確保のために塾に通いはじめる。
授業では積極的に手を挙げましょうとか、ノートはこうやって書きましょうとか、他にもいろいろあるが成績確保の方法を教えてくれる。
他県から見ると、なんだか異様な世界。
中2から内申点のカウント開始。
内申点のウエイトも重いので、
対策しないわけにもいかないが、
当然、外部に公立中学校の状況はもれるので
「うちの子はここじゃないな」という方々は
中学受験を選択する。
公立中高一貫という道もあるが、高倍率なので
成績はオールAでないと苦しい。
そこでダメだった生徒が大手塾の手厚い過去問対策などを受けて、
中学校でTOPレベルを維持し公立TOP校へ合格してゆく。
合格したは良いものの、中学校内容で手厚い対策などしていたら
高校内容の勉強は秋頃についていけなくなり、ずっと低空飛行。
進学校は難関大学合格のために、色々用意はしてくれるが、やり方や使い方は教えてくれない。
そんなの教わっているようでは、大学入試問題なんて解けないし、高校で成績も残せない。
答えがあっていれば良いというわけではないし。
そんな話を生徒としていました。
漠然と公立の普通科高校へいくのも考えものです。
首都圏の大学は選択肢は多いけど、
人気のある大学は、努力出来ない人が合格出来るほど、やさしくはない。
日東駒専だって上から25%以内の大学だ。
進学校へいかなくとも、自力で勉強をすすめられる生徒は、
大学受験でチャンスあります。
でも中学受験組と1年の差は大きい。
公立高校生が追いつくには、進学校でTOPレベルを維持するしかないでしょう。
英語の差は小さいけど、数学物理化学の差はとてつもなく大きい現実があります。
小学校のときに本気で積み上げた差は大きい。
懸命に練習すれば追いつくことも可能です。