自分でやってやる力
2025.06.11
これを
学校や塾がうばいにくる、日本の教育。
暗記を強要して考えさせない
と思えるくらい
公立中学のテストは暗記項目が多い。
私立最難関中学入試問題で記述が多くなったのは
暗記項目で差をつけたくないから。
難関大学入試もそう。
東京理科大学も奇怪なマークシートが全てだったが
記述問題が今は出る。
予備校が作ったような「これ覚えてないと解けないよ」の問題で差をつけても意味がない。
採点は大変だけど、言われた通りのことしか出来ない同志よりは、破天荒だけどチャレンジする同志が良いということか。
研究職は未知のことに挑戦するわけで、
既知のことに関しては
基本がしっかりしていれば問題はない。
どちらかいえばアイデアが湧いてくる方が大切だ。
テキストや教科書って、基本的には既知の事が書いてあるもの。
教育指導要領は「教科書は絶対」だから
教科書通りに書けば、成績内申点は確保出来るようになっている。
採点ミスも「教科書通りなのになぜ✕なのですか?」と聞けば
絶対◯。
教科書通りの解答を暗記すれば完璧。
ん?オリジナリティがないじゃない?
そう、ないんです。
なぜか、あってはいけないんです。
多感な若い時期を、
言われた通りに、みんなと同じように行動しなければならないんだ!
と思わなければならない世界。
まだまだ「この通りに書かなければダメだ!わかってるな」みたいなことをやっているわけで
受験は成功するかもしれないけど
自力ではなく「塾の言う通りやっている」だけて
「自分でやりきった!という自信がつかない」
教室では「自分でやりきった!」を大切に指導していきたい。
日本の教育が、30年で失ってきたものかと思います。