幼少期からの英語教育は
2023.09.13
保育園や幼稚園のチラシが時々ポストに入ってくる。
「ネイティブから英語のシャワーをあびよう」
「2時間、ずっと英語だけで過ごす時間帯」
とか。
高校受験、大学受験、(中学受験も少しだけ)英語が出来ないと不利なような受験制度設計をしていることもあるので
こうしたキャッチが多くなるのだろう。
これ危ないんですよね。
教室は帰国子女や幼少期を海外で過ごしたような生徒が
通ってくれている。
英検も準2級くらいまでは「とんとん拍子」でとれるのですが
2級(ちょっとつらい)
準1級(だいぶつらい)
のようなことになってゆく。
2級はライティングで稼けばいけるけど、
準1級ともなると「国語力」がある程度ないときびしい。
難関私大文系であれば「準1級」まではとりたいところ。
大学受験英語は、ややもすると「英検準1級より難しい」ので
英語力だけでなく「国語力」がないと、かなり大変なことになる。
小学生、中学生の義務教育期間は、問題が表面化しないかもしれませんが
高校生の内容や大学受験になってくると、問題が表面化してくる。
日本では「英語」を常時使うことはない環境です。
常時「日本語」を使う環境だから
まず「国語力」がないと、かなりきびしくなりますよ。
何が問題かといえば「問題文の意味がわからない」となるからです。