帰国子女の国語力
2023.10.18
幼少期や少年期を海外で過ごし
普通に英語を使えるようになってもらいたい。
そうした思いから、
思いきって海外赴任を受けたり
海外で数年間生活をすることを選択。
たしかに英語は会話レベルで難なく話せる。
英検も頑張れば準１級もとれる。
じゃあ大学受験有利じゃない!
と思えるかも知れませんが
決してそんなことはない。
実は、国語に弱点があることが多いのだ。
中学校までは何とかなるのですけど
高校レベルの文章になってくると
単語や漢字がわからなくなるケースが多くなり
問題文を解せなくなる。
国語だけでなく、日本史、世界史、政経、数学、物理、化学、
ほぼ全教科にわたり影響が出ます。
共通テストなんて文章がとにかく長いので
苦戦するのは必至。
これはかなり根が深い。
可能ならば小学生のうちに鍛えておきたい。
いきなり中学受験のように無茶するのではなく、
その子にあった（その子がわかりやすい）文章から練習を積む。
反抗期前の心のシェルが開いて、素直に話をきいてくれる時期が良いです。
困ってからだと、大学受験に間に合わなくなることが多いですね。
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