大学附属中学校、倍率は高いけど入試問題は・・・
2023.03.03
中学受験
大学附属中学の人気は相変わらず高い。
人気はあるのに、合格実績が一番上にのることはない。
合格者数がいくら多くても
開成の上に慶応なんてことは、まずないだろう。
これは理由がありますけど、機会があったら書きます。
内部推薦が多い大学附属中の入試問題は
求めている生徒像が、進学校とは異なりますから
内容は比較的簡単なんです。
内部進学のために、ちゃんと勉強してくれるような生徒がいいわけですから。
大学受験のように「未知のものを自力で解決しなければならないから、これくらいの応用力があるといいなあ」というような出題はほぼない。
その代わり、近年は高倍率になるので
簡単な分、高得点が求められる。
高校受験のように「9割」なんてことはないけど
その年の問題の難易度によるけど「7~8割」くらいか?
タイプのちがう受験勉強をしなければならない。
難しいテキストを練習する必要がないんですね。
テキストをカリキュラム通りに全部練習する必要がないんです。
大学附属中学こそ「習い事をしながら、個別指導で制する」というのは
最近の出題傾向では可能だと思います。
Yで中学受験偏差値42の学校であっても、
高校受験では成績内申点「4と5が半分ずつで併願不可」のようになりますから
成績内申点に苦労しそうな生徒は
チャレンジする価値はあると思います。