大学受験の指導をしていると、高校受験とGAPを感じる。
2023.01.23
毎年のように大学受験指導をしています。
高校から「ピンチ!」のような状態でくる生徒が多いのは確か。
最初から教室にいる生徒は、あまり苦労しないですね。
こちらも力を把握できているから。
高校受験は採点基準があって、
どうしても「答えがマニュアル化」する。
文句のつけようがない隙のない回答が求められる感じ。
公教育なので仕方ないですけどね。
大学受験もある程度はマニュアル化した回答があるのだけれど
「思ったことを自由に書いてよい」入試であったりする。
とくに国公立大や私立難関大の一部。
私大は採点の手間があるので、マークシートも多いですけど
国公立大はこまかく見てくれる。
大手の予備校や塾は「どこを見ているか」は教えてくれない。
模試は「大学の採点と同じようにやっていますから大丈夫です」
いやいや理学部と医学部では数学の観点はちがうぞ。
これを知っていれば
内申点とって我慢してTOPレベルの進学校へ行かなくても
国立大では合格がとれる。
TOPレベルの進学校でやっていることを、教室で伝えてあげればいい。
でも英語も数学も、高校基礎内容を「ばっちり理解できるくらいのスピードは必要」
長年教えていますけど「誰でも」というわけにはかない。
偏差値でいえば60くらいが境目。
理系の場合、
「英語が苦手で数学でカバーして偏差値60くらいの高校へいった」
というケースであれば、国立理系であってもチャンスはありますね。
神奈川県の進学実績を見ると、偏差値60を境に
国公立大学の合格者が減少するのは理由があります。
えらそうにすみません。
でも20年の実感なんです。