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塾長ブログ

大学全入時代

2024.02.27

 

 

高校入学時点で、旧帝大早慶に入れるだろうと思っている生徒は20%くらいか。

現実には、大学受験をする生徒の中で4%

 

 

高校入学時点で、GMARCHには入れるだろうと思っている生徒は50%くらいはいるだろうか。

現実には、大学受験をする生徒の中で13%程度。

 

 

高校入学時点で、日東駒専には入れるだろうと思っている生徒は、ほぼ100%ではなかろうか。

現実には、大学受験をする生徒の中で25%

 

 

これは大学受験を本気で考えている生徒が在籍する高校での話。

 

 

現実には「はじめに妄想する 1/4」しか合格ラインを越えない。

 

高校受験のように「2倍」で大騒ぎになるレベルではない。

 

大学全入時代なのに、大学受験は「はるかに難しい」んです。

 

 

ここにいきたい!合格したい!という大学は、

 

きっちり倍率も出ているということ。

 

「ここかあ、いきたくないなあ」という所を受験する生徒は少ない。

 

 

 

高校の勉強は高校受験までとちがい、

 

洞察力や集中力がないと「意味さえもわからない」状態が続き

 

学校の授業が何もわからなくなることに。

 

だから今すぐにでも準備を開始しないといけない。

 

合格発表まだなのに?あんな1日10時間も冬期講習やったのに?

 

 

 

総合型入試も「成績基準」のある大学が多い。

 

きっといきたいと思っている大学の学部は成績基準があるはずです。

 

難易度は「大学入試問題」>「高校のテスト」で総合型の方がいくらかは楽。

 

でも甘い準備では合格出来ない。

 

高校の内容でこけたら、進学先はあるのか?

 

 

 

大学全入時代とはいえ、「生徒本人が納得して進学できるような大学への合格」をとるのは難しい。

 

 

 

大学受験のようなきびしい関門をクリアするには

 

学習体力のような、自力でやっていく力が絶対にいる!

 

 

全部とは言わないけれど

 

「これやればいいでしょ」「次、なにやったらいいですか?」のような生徒が増えて

 

それが普通になってしまった環境になり

 

自ら動く生徒がかえって不思議がられる空間が、いまの学校なのかもしれないです。