営業的には悩み
2024.12.20
いまの中学受験
中堅上位校レベル(y60くらい)になってくると
算数や理科は基本の反復では対処出来ない
「見たことのないような問題」が出題される。
理科では、高校化学基礎の面心立方格子(NaCl型)の充填率を求めよ!が、
「長くて解き方がバッチリ書いてある文章」つきで出題される。
長文で有名な神奈川公立高校受験理科よりも長い。
それなのに大問5つで、試験時間35分
「共通テストなみの速読」を小学生がやらなければならない。
このレベルで合格をとるとなると、
学校のカラーテストがよくできる生徒で、まるまる2年くらいかかる。
まもなく小5の小4の1月くらいには基礎練習をスタートしたいです。
まもなく小4であれば、基礎練がまるまる1年できるので、
計算処理能力と読解力、素直にやってくれれば
算数と国語、どちらもかなりのレベルに引き上げられる。
中学受験のテキストを使うまでは
公立小中学生の授業料でOKです。
中学受験のテキストで練習すると
「高校以降で楽ですよ」
教室で中学受験(受験はせず中学受験の練習)をして、継続してくれる生徒は
内容が格段に難しくなる、高校以降で成績を落とすことはないので
教務的には最高の結果ですが
中学以降、あまり授業をとってくれないので、営業的には悩みです。
でも面心立方格子の充填率のような問題で、粘りを見せて
何とか正解を出す姿を見ていると
「だいぶ成長したなあ」と思い、
指導して良かったとなりますね。