共通テスト、おつかれさまでした。理系の才能。
2023.01.15
共通テスト、おつかれさまでした。
数ⅠAは、昨年よりは解きやすいけど、
文章の解読重視型は、理学部出身の私としては
日本は「理系の才能を掘り起こそうとしていないのかな?」
と思ってしまいますね。
理学部は工学部と違って「オタク」の集まりですから
世界と対峙するような教授もいらっしゃって
私が目にしたのは「この人はコミュ障か?」というような人が
研究の世界では結果を出していたりすること。
「コミュ障か?」は失礼な言い方ですけど
学生から見ると、そう見えてしまう。
何せ天才だから「授業が速い!」
そして思考の回転が60歳近いのに「速い」
思考の回転が速いので「字が汚くて、ボードの字が読めん・・・」
なんてこともしばしば。
でも研究の世界では、第一人者であったりする。
こういう人って、集団指導では育ちにくくて
案の定「学校の成績は悪い」
けど
「入試では結果をだす」
なんて人たちがいて
ただでさえ研究費の少ない日本という環境でも
世界的に名前が売れてたりする。
レアケースかもしれないけど
私が理学部物理学科出身であるがゆえ
そうした生徒も育てたいという気持ちがどこかにある。
もちろん日本の勉強は真面目、素直が伸びますけど
「そうでない才能もあるよなあ」と思っていて
それを育てるのは個別しかないかなと思っています。