代弁者
2024.06.16
今日も絶賛面談期間。
内部生の面談週間は今日で終了ですが、
いつでもお呼びいただければご対応いたします。
個別指導は生徒との距離が集団指導に比較するとかなり近い。
親の言うことを聞かないとき、
その代弁者となるのだ。
さすがに「勉強しなさい!」というクオリティの低いことを言ってくる保護者はいない。
いても教室は「自力でやる力を育てるところ」なので、まあ長続きしない。
目指すべき目標はあるのに、己に負けてやらないから心に火をつけてくれ!
のような感じか。
高校受験の生徒は、高1と高2は遊ぶ可能性が極めて高いので
動機づけの依頼が多い。
公立中学はまあ束縛がきついから、高校になって開放されるからだろう。
周りも同じレベルの生徒が集まるので、話もしやすいはずだ。
まあ楽しい空間ですよね。
附属高校で文系ならば、中学までの勉強法でいけなくもないが
そうでない高校は大学受験が控えている。
高2で遅れをとっていたら、もう今から1日6時間のような訓練をしないと
名前の知られた大学はきびしくなるだろう。
リアルに日東駒専もきびしいですよ。
日東駒専の入試問題はGMARCHと紙一重だったりしますから。
「答えを出すだけ」「記述がある」のちがいはあれど
問題のレベルは、あまり変わらない。
文系のAO入試や公募推薦も、早く合格を決めたい生徒が殺到する傾向があり、
テキトーな準備では、まず合格はない。
4校も5校も受験するのは、実質不可。
指定校推薦もあまくはなく、評定基準3・5であったとしても、4・0の生徒が来たら終わりだ。
セレクションはあるが、AOや公募も視野にいれておいた方がいい。
ここから進む道は、みんなと一緒に歩む道ではない。
個々にちがうはず。
個別指導しかないんですよ。
みんなと同じテキストでいいわけないじゃないですか。
親の言うことは聞かなくても
先生の言うことなら聞いてくれる可能性も高い。
代弁者としての役割も担っていることを
私達は自覚しなければならないなと。
面談を通じて、再確認させていただきました。
好きなことをみつけて、
楽しく自立して生きていって欲しいわけで、
そのお手伝いをさせていただいていることに、幸せを感じて
今日も1週間を終えようとしています。