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塾長ブログ

「初見の問題」が出題される

2021.08.25

中学受験や大学受験では、塾や予備校では対策していないような問題を出題する傾向が多くなっています。

 

 

例えば中学受験の「社会」ですが

「『シンギュラリティ』という言葉があります。AIが人間の知能を超えるとされる転換点のことです。2045年ころにそれがやってくると予想する人がいる一方で、『シンギュラリティ』は起こらないという人もいます。

『シンギュラリティ』は起こらないと考える人は、なぜ、そのように考えるのでしょうか。AIにとって不得意であり、人間にとって得意だと思われることに触れながら答えなさい。」

(字数指定はないですが、解答欄を見ると120字程度)

 

のような問題が出題されます。

 

こちらは型通りの解答は用意されていません。

採点の手間は大変だと思いますが、説明会でお話を聞かせていただいた限りでは、中学受験の採点担当の方は、採点の手間をかけてやっていらっしゃると思います。

 

公立中学校、定期試験の場合は

「EU域内での移動が自由になった結果、東ヨーロッパと西ヨーロッパの人の移動にどのようなことが起こっているか、簡単に書きなさい。」

(50字程度)

 

こちらは採点基準があり「工業化が遅れ所得が低い東ヨーロッパから、多くの収入が得られる西ヨーロッパに働きに行く労働者が増えている」が模範解答でして

教科書通りのキーワードがないとOUT。

キーワードは「所得が低い東ヨーロッパ」「多くの収入が得られる西ヨーロッパ」で、教科書通りに記述しなさいということなのですが、単に「東ヨーロッパ」「西ヨーロッパ」だと減点されます。-2点くらいになりますので、成績5を狙う生徒にとっては痛手になります。

 

この違いは何かといえば、「自分で考えられるか、そしてそれを書けるか書けないか」ということです。

公立中学校のテストは高校受験につながっていくのですが、用意された解答通りにしないとOUTということが言えます。

 

用意された解答通りにしないといけないテストに慣れた生徒が、18歳になって急に思ったことを書かないとダメだよと言われても、違和感ありありで、赤本の解答をそのまま覚えるような勉強をしてしまい、国立大学や難関私大では評価点をもらえないということになってしまいます。

 

「型通りの解答」を求められているならば、集団指導でも良いですが

「自由に書いていいよ」という場合、集団指導ではすべての生徒に目が届かず、現実的には難しいです。

 

私が担当する数学も

国立大学の2次試験は「型通りでなく自由に答えてOK」です。

共通テストは「正確な1つの解答が用意されている試験」です。

 

個別指導にも長所があり短所があります。

集団指導にも長所があり短所があります。

 

国立大学や難関私立大を狙うのであれば個別指導がBETTERと考えています。

現実に、教室のように小さな塾から国立大学(理系)への合格者を毎年出せていますので、

国立大学や難関私大を目指すのであれば、早いうちから「個別指導」に来ていただくのが正解ではないかと、個人的には思っております。

 

神奈川の私立高校は「ほぼ成績内申点で決まります」

法政国際、法政二高のような大学附属高校への進学も、オール5近くの成績があれば可能です。

附属高校は、負担の大きい大学入試が回避出来ますから、メリットもたしかにあります。

 

教室にはこうした高校の生徒もおります。

では入学した高校で、どのようなことが起こるのか?
 

続きは次回のブログで